試写会当たったので、行って観ました。
2011年の「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」。
ですが!
初っ端からザワザワ…
あまりにもオープニングがチープすぎて、私は何を見に来たのか一瞬不安になってしまった。
なんかロックな音楽流れてるし…。だいぶ焦った。
内容は壮大でおもしろいんだけどね。
実際にあったヒンデンブルグの事件(飛行船墜落事件)を、じつは背後にナチスとアメリカ(の企業)との関係が絡んでるんじゃないか?という視点から描いている。
だれが関与していて、なにが起こってるのか。
はらはら どきどき。
だけどやっぱりチープ。
撮り方とかがあまり好きではなかった。最初のほうとか特に。
そしてグロいグロい。
あとタイタニックちょっとイメージしすぎじゃない?と思うCGだったな。
ユダヤ人問題とか出てきて興味深いは興味深いけど、もっと掘り下げてくれたらよかったのに。
結局金に走るゲシュタポもわけわからない。
ナチを登場させるなら、もっと関与させてもよかったんじゃないかな。
その辺薄っぺらくみえて不満。
うん。
あとどーーーーーーーしても、主人公が好きになれなかった。
下手したらエモなアーティストのミュージックビデオを永遠とみてる気分。
そしてあまり演技上手くない・・・?ドイツ人だから英語になると苦手なのかな。
殴られるシーンだけがとても印象的。
女の子はかわいかった。アレクサ・チャンみたい。
と思ったら、Lie with Me (「寂しいときは抱きしめて」)のお色気のお姉やん。
それより衝撃的だったのが、これまさかのテレビ映画なんですかっ!
なんかとてもだまされた気分!笑
無料で良かった…とか言っちゃって。
これを映画館で見るくらいなら、BBCのテレビ映画やってほしいわ。切実。
完全にエンターテインメント映画だけど、これといってすごいアクションシーンがあるわけでもなく。
平凡な映画でした。ちょっと、いや、かなり期待はずれでした。
★☆☆☆☆
Dir. by Phillip Kadelbach (フィリップ・カデルバッハ)
Screenplay by Johannes W. Betz
2013.02.07.
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